機動装甲
彼女の名は白金茜(しろがねあかね)。
俺と同じくこの評価試験基地で機動装甲のテストパイロットを務めている。
パイロットとしての腕は俺と互角なのだが、試作機のテストをゲームと勘違いしている節があり、何かと俺に勝負を挑んでくる。
「今のとこ撃墜数は五分と五分。私が勝ったら貴方のそのソルジャーの新型、私に譲ってもらうからね」
「……」
俺は小さく溜息をついた。
…茜の言う新型というのは、俺が今コクピットに座っているAM―01―2ソルジャーMk―Ⅱの事だ。
基となったソルジャーの長所であったバランスのよさはそのままに、機動性とジェネレーター出力を向上、更に飛行も可能としたハイスペック機だ。
その機体色は俺…帝真紅郎のパーソナルカラーである赤に塗装されていた。
俺と同じくこの評価試験基地で機動装甲のテストパイロットを務めている。
パイロットとしての腕は俺と互角なのだが、試作機のテストをゲームと勘違いしている節があり、何かと俺に勝負を挑んでくる。
「今のとこ撃墜数は五分と五分。私が勝ったら貴方のそのソルジャーの新型、私に譲ってもらうからね」
「……」
俺は小さく溜息をついた。
…茜の言う新型というのは、俺が今コクピットに座っているAM―01―2ソルジャーMk―Ⅱの事だ。
基となったソルジャーの長所であったバランスのよさはそのままに、機動性とジェネレーター出力を向上、更に飛行も可能としたハイスペック機だ。
その機体色は俺…帝真紅郎のパーソナルカラーである赤に塗装されていた。