復讐劇は苦い恋の味
好きだからこそ臆病になることもある。

でもいつまでも臆病なままの自分ではなにも変わらない。

好きな人にだからこそ、自分の想いをしっかり伝えないと幸せにはなれないんだ。



しばらくの間、ベッドに中で抱き合った後、彼は深いため息を漏らした。

「会社、行くたくないな。……こんなに行きたくないって思ったの初めてだ」

ボソッと呟いた彼の本音に嬉しさがこみ上げる。

「君嶋くん、迷惑じゃなかったら今夜も夕食作って待っていてもいい?」

「え……いいの?」

私の顔を覗き込んできた彼に大きく頷き、もうひとつ自分の本音を伝えた。

「できれば泊まりたい。……この先もずっと」

「美空……」



これからも君嶋くんとずっとずっと一緒にいたい。

お互いの想いを伝え合って、時には喧嘩をして。そんな毎日を過ごして幸せな日々を送っていこうね。

できるなら永遠にずっと――。
                                  END
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