15歳、今この瞬間を
「あはは。そうそう、俺が言い出しっぺ(笑)」
「…菊谷くんは、行きたい高校とかあるの?」
あたしは恥ずかしい気持ちから逃れるために、話題を戻した。
「俺?俺はS高、かな」
「……」
そうなんだ…何だか意外。
S高って言ったら、あたしより少し頭のいい小野さんが、行きたいと言っていた高校だ。
菊谷くんは、もっと上を狙っているのかと思ってた。
「夢希も、もう少し頑張ればS高に行けると思うよ」
「あ〜…、小野さんにもそんなようなこと言われた」
「だろ?夏休み中に受験対策すれば、まだ間に合うから。よし決まり!一緒にS高を目指す!」
「……」
また勝手に決めちゃうんだから…。
でも、「一緒に」って言われたのが…なんだかくすぐったくて、嬉しかった。
「あ、そうそう。これ」
「え…」
菊谷くんから突然手渡されたのは、小さな包み。
「開けてみて」
「…菊谷くんは、行きたい高校とかあるの?」
あたしは恥ずかしい気持ちから逃れるために、話題を戻した。
「俺?俺はS高、かな」
「……」
そうなんだ…何だか意外。
S高って言ったら、あたしより少し頭のいい小野さんが、行きたいと言っていた高校だ。
菊谷くんは、もっと上を狙っているのかと思ってた。
「夢希も、もう少し頑張ればS高に行けると思うよ」
「あ〜…、小野さんにもそんなようなこと言われた」
「だろ?夏休み中に受験対策すれば、まだ間に合うから。よし決まり!一緒にS高を目指す!」
「……」
また勝手に決めちゃうんだから…。
でも、「一緒に」って言われたのが…なんだかくすぐったくて、嬉しかった。
「あ、そうそう。これ」
「え…」
菊谷くんから突然手渡されたのは、小さな包み。
「開けてみて」