15歳、今この瞬間を
中から出てきてのは、ピンク系の配色が可愛らしい、パワーストーンのブレスレットだった。
「菊谷くんこれ……」
「午前中に急いで買いに行ったから、たいしたものじゃないけど…誕生日おめでとう」
「ありがとう…。あの、あたし…何にも用意してなくて……」
やっぱり何か用意すれば良かったと、今更後悔しても遅かった。
「気にしなくていいって。夢希が彼女になってくれたことが、俺にはプレゼントなんだから」
「……」
菊谷くんは、優しい笑顔だった。
他の男子から言われたら引いてしまうような言葉でも、菊谷くんが言うとハマるから不思議だ。
イケメンのなせる技ってやつ?
なんだか、あたしにはもったいない人じゃないか、って気がしてきたよ。
「つけてみて」
「…うん」
言われてブレスレットをつけると、左手首がひんやりとして気持ち良かった。
「良かった、似合ってる」
そう言って菊谷くんは、笑った。
「菊谷くんこれ……」
「午前中に急いで買いに行ったから、たいしたものじゃないけど…誕生日おめでとう」
「ありがとう…。あの、あたし…何にも用意してなくて……」
やっぱり何か用意すれば良かったと、今更後悔しても遅かった。
「気にしなくていいって。夢希が彼女になってくれたことが、俺にはプレゼントなんだから」
「……」
菊谷くんは、優しい笑顔だった。
他の男子から言われたら引いてしまうような言葉でも、菊谷くんが言うとハマるから不思議だ。
イケメンのなせる技ってやつ?
なんだか、あたしにはもったいない人じゃないか、って気がしてきたよ。
「つけてみて」
「…うん」
言われてブレスレットをつけると、左手首がひんやりとして気持ち良かった。
「良かった、似合ってる」
そう言って菊谷くんは、笑った。