15歳、今この瞬間を
「何言ってんだよ、運命共同体だろ?」

「それは佐久田くんが勝手に…!」

もう、ホントに困ったやつだよ。

「だったら俺も運命共同体じゃん。」

困ったやつが、もうひとりいるよ。

「そうだなー、オレとリョウが運命共同体だからそうなるな。」

ならない、ならない。

あんた達は勝手に運命共同体やってればいいでしょ、あたしを巻き込まないで。

「…」

さっきから心の中で反発はするものの、言葉に出せないあたしは、ひたすら歩いた。

「俺とロウは、"8月1日同盟"だろ?」

「そうだったな。じゃあ尚更だな、夢希」

そう佐久田くんに言われたけど、何で尚更なのか意味がわかんない。

「…あぁそうか」

あたしがはてなマークを浮かべていると、菊谷くんがポンと手をたたいて言った。

「夢希、8月1日生まれって自己紹介のとき言ってたでしょ?俺とロウも8月1日生まれなんだ」

思わず振り向いたら、菊谷くんは爽やかな笑顔をしていた。


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