ヤンデレくんとツンデレちゃん


 *


「ただいま、お父さん。お母さん。おじいちゃん」


居間で3人の写真に挨拶したあと、洗濯を取り込んでたたんでいるとおばあちゃんが帰ってきた。


「お帰り」

「ただいま。学校どうだった?」


両手にはスーパーの袋。


ひとつ受け取ると「ありがとう」というおばあちゃん。


「どうって……普通だけど」

「球技大会だったんでしょ」

「ああ。ボロ負け」

「あらあら」

「でも、男子が頑張ってた」

「そう。それじゃあ、あの子も活躍してたのね」

「あの子?」

「ほら。毎朝元気に迎えに来てくれる……闇雲くん、だっけ」


毎朝迎えにくることに疑問持たないのかなおばあちゃん。


「あいつはある意味大活躍だったね」

「偉いねぇ。でも、梁ちゃんも頑張ったね」

「……ありがと」
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