ヤンデレくんとツンデレちゃん
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「ただいま、お父さん。お母さん。おじいちゃん」
居間で3人の写真に挨拶したあと、洗濯を取り込んでたたんでいるとおばあちゃんが帰ってきた。
「お帰り」
「ただいま。学校どうだった?」
両手にはスーパーの袋。
ひとつ受け取ると「ありがとう」というおばあちゃん。
「どうって……普通だけど」
「球技大会だったんでしょ」
「ああ。ボロ負け」
「あらあら」
「でも、男子が頑張ってた」
「そう。それじゃあ、あの子も活躍してたのね」
「あの子?」
「ほら。毎朝元気に迎えに来てくれる……闇雲くん、だっけ」
毎朝迎えにくることに疑問持たないのかなおばあちゃん。
「あいつはある意味大活躍だったね」
「偉いねぇ。でも、梁ちゃんも頑張ったね」
「……ありがと」