病院嫌いなのにステップファミリーはお医者さん
朝から、ママが来てくれた。
検査をいくつかして、お昼前に先生が来た。
先生「手術前に必要な検査は終わったので、昨日、お話したとおりの手術を午後からやりますね。１時間くらいの手術です。眠くなるお薬を使って、寝ている間に終わるようにしますね。心配なこととかありますか？」
ママ「喘息もちですが、全身麻酔ですか？」
先生「いや、麻酔は足だけにかけます。薬は喘息の患者さんでも安心に使えるものを利用するよう考えています。意識下でやることもできますが、今回は眠ってもらおうと思っていますので、しっかりモニターしてやりますので、安心してください。今、ちょっと微熱が出ていますが、怪我が原因だと思いますので、手術後は一時的に熱が上がるかもしれませんが、解熱剤や鎮痛剤も組み合わせて使っていきます。」

午後から、手術室へ連れて行かれた。
手術室に入ったら、まず、着替えをさせられて、手術台に乗せられた。
「じゃ、点滴しますね。」って知らない先生が来て、看護士さんに抑えられて、点滴された。
点滴は痛かったけど、我慢できた。
「次は、麻酔がききやすくなるお薬を注射しますね」って言われた。
「いや、。怖い」って言ってしまった。
「この注射がんばったら、痛いのはおしまいね。ちょっとだけ頑張ってね〜」と言いながら、軽く抑えられて、注射が打たれた。
びっくりするほど痛くって「痛い！！」涙がボロボロでてきて、泣いてしまった。
そこへ整形の先生が来た「由美ちゃん、注射がんばったんだね。もう、痛いのはおしまいね。あとは寝ている間に終わるからね。」

マスクをつけられ、麻酔の先生が一緒に数を数えるよって「１、２、３、・・・」眠ってしまった。
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