PARLIAMENT
自分の教室に戻ってみると、ちゃんと携帯は掃除箱にあった。
よかったあ。
早く翔ちゃんに電話しよぉ。
あたしは急いで来た道を戻って、大学を出ると 駅前までの間 翔ちゃんに電話した。
「もしもーし!翔ちゃん翔ちゃん!」
『‥ん?マナ?』
「え?翔ちゃん寝てた?」
『うん。今おきたよー』
「数学な!数学!もう超完璧やった!できたできた!」
『おっ!まじで?よかったー!』
「うん!翔ちゃんのおかげやでえ」
『いやいや、お前頑張ったし(笑)ってか、マナあいすぼっくす知っとー?』
「知ってるよ!めっちゃおっきいパフェ屋さんやろ?」
あいすぼっくすとは、あたしの地元の有名なパフェ屋さん。巨大パフェがすごい有名で、地元以外の人もわざわざ食べに来たりするおっきなお店。
『俺大阪4年目にして、こないだ知ったんよ!』
「超有名やん!いまさら~?(笑)」
『うるさい!(笑)マナのテスト終わったら行こ?』
「うん、いいよ!」
また、翔ちゃんと2人で会える!
いつもの駅までの田舎道も、翔ちゃんと話しながら歩くだけですごい楽しかった。
翔ちゃんはすごい。
あたし何してても、翔ちゃんとなら いつでも笑ってられる。
だから、だから笑ってて?
翔ちゃんが笑ってくれるなら、あたし何回でも笑うから。