何度でも、愛を叫ぶ。



それで、私が好きなケーキのイベントに連れてからこのホテルに誘導したんだ。


「全部、最初から決まってたことなの?」


「…」


「ははっ、和翔くん…のこと少しでも期待した自分がバカみたい。」


やっぱり、ダメなんだ。


想っても、お互い罪悪感に苛まれて、お互いを求めることが出来ないんだ。


「…二宮さん。」


「…なん、ですか?」


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