何度でも、愛を叫ぶ。


「ったくもう。仕事が忙しいからって、今日まで入れなくても。」


「ごめんなさい。引き継ぎがどうしても間に合わなくてね。」



私は、海外を又にかけて仕事をしている。


2年前、和翔くんにプロポーズされてから私は、いつも以上に勉学に励んだ。


入院していた期間がかなり長かったから、遅れを取り戻すのは簡単ではなかった。


が、大学側の働きもあり、私は、無事大学を卒業することが出来た。


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