何度でも、愛を叫ぶ。


目に、触れる。


「ここに、駆くんが居るんだね。」


「ああ。」


私たちが、忘れない限り彼は、私のからだの中で永遠に行き続けるのだ。


「…忘れるな。」


「ん。」


「俺らが幸せになることが、みんなの願いなんだ。だから、もう…離れるな。」


「うん。」


< 537 / 646 >

この作品をシェア

pagetop