何度でも、愛を叫ぶ。



もしもだ。


もしも、俺の角膜が祐香の角膜に移植されるとしたら。


「ええ、可能です。」


「そうか。」


「…治療しないという、事ですか?」


もったとして、あと数ヵ月の命だ。


それが、大切な奴の為になるのなら俺は…惜しまない。


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