何度でも、愛を叫ぶ。



ガシャん!


バリン!


俺は、そこら辺にあるものを全て壁に当てた。


床に散らばる、破片。


「何で、俺…なんだ。」


何で、祐香なんだ。


「何をしたんだよ。俺が。」


あんな優しい奴が、どうして。


どうして、大事なものを失わなければいけないんだ。


< 546 / 646 >

この作品をシェア

pagetop