何度でも、愛を叫ぶ。


その理由は、帰宅した後に知ることとなる。


「祐香。体は、平気か?」


「え?どうしたの、急に…。大丈夫だよ。」


和翔は、私のお腹を優しくさすりながら問いかける。


それは、夫としてではなく、子供の父親としてではなく。


一人の医師の目をしていた。


「祐香に言えなかったことがあるんだ。」


< 607 / 646 >

この作品をシェア

pagetop