何度でも、愛を叫ぶ。


「…」


「そんなこと、思わなくていい。」


「でも。」


「私…もう、限界。」


恐怖と、戦っている祐香。


もし、他に転移したら。


もしも、赤ちゃんが治療に耐えられなかったら。


看護師から一人で、泣いていたと聞いた。


俺らの前では、心配をかけまいと気丈に振る舞ってはいるものの、やはり精神的に追い込まれているのだろう。


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