❀ お嬢様華伝 ❀
『上出来だ』


飛鳥のお父さんの声も聞こえる。


『まさか、さっそく模試でA判定を得るとはな』

『だから、前にも言ったろ。そんなに難しくねぇって』

『…フッ。お前は可愛げがないが、そこもまたいい。次も期待してるぞ』

『…待てよ、親父っ』


リビングからお父さんが立ち去ろうとしたのか、飛鳥が呼び止めた。


『なんだ?』

『ちゃんと約束…守ってくれるんだろうな?』
< 730 / 825 >

この作品をシェア

pagetop