❀ お嬢様華伝 ❀
『俺は、あの島やそこに住む人たちが好きだ。それに夕霧島は、大切な仲間の故郷だ。その故郷を、親父やその村長の勝手だけで潰してたまるかっ』


…飛鳥。


あたしは、下唇を噛み締めた。


飛鳥がお父さんに従わざるを得ない、“なにか”って…。

夕霧島のことだったの…?


あたしは、島での飛鳥との会話を思い出す。



“…飛鳥。あんたのお父さんでしょ…?あんたから言って、この計画を中止にしてよ…”
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