わたしだって恋したい!!
ゆっくりと目を開ける。
初めて見る光。
それは眩しくて、思わず再度目を閉じる。
「目覚めた?」
ふと聞こえた優しげな声。
わたしは目を開け、声の方を見た。
わたしのすぐ横に座り、顔をのぞき込みながら微笑む男性。
茶色がかったふわふわの髪に黒縁のメガネ。
いかにも好青年といった見た目。
わたしはこの人を知っている。
この人は…
「幸輝っ!」
わたしの大好きな彼、
佐々木幸輝だ。
会えたことがあまりに嬉しくて彼に飛びつく。
急な行動だったけれど、そんなわたしを幸輝は受け止めてくれた。
「どうしたの凛音」
「幸輝大好き!!」
わたしの頭をぽんぽんと優しくなでる幸輝。
かっこよくて優しくて。
わたしの自慢の彼氏だ。
「ところで凛音…」
「ん?なぁに?」
「言いづらいんだけどさ」
言葉を濁らせる幸輝。
そんな彼の顔は真っ赤に染まっていて。
優しくわたしを見つめていた彼は顔をそらした。
「幸輝?」
「その…自分の体見てよ…」
「体…?」
体がなんだってんだろう?
そう思って自分の体を見る。
「っ!きゃぁああ!!」
なんてことだろう!
わたしは全裸だったのだ!!
幸輝が側にいたことが嬉しくて全く気づかなかった。
今さらだけど、両手で体を隠す。
ほとんど隠れていないし、幸輝に見られた後なのだから意味なんてないんだろうけど。
「とりあえずこれ着て?」
「ありがと~~、ごめんね幸輝っ」
先程から顔をそらしていた彼が手元に置いていた自分のパーカーをわたしに渡す。
下着すら身につけていないけれど、とにかく体を隠さなければと急いでパーカーを着る。
もちろん彼のパーカーはぶかぶか。
短めのワンピースみたいになった。
「ごめんね幸輝!わたし気づかなくて…」
「ううん、いいよ!こっちにおいで」
服を着たわたしに振り返り、先程と同じような優しい笑顔を向けて手招きした。
下に何も着ていないので多少の羞恥心はあったけれど近づいて彼の膝に向かい合わせで座る。
「ははっ、俺のパーカー大きいね」
「うんっ。それよりどうして裸だったんだろ?もしかして…シてた…っけ?」
記憶にはないけれど彼とシてたのなら説明はつく。
恥ずかしいけれど恥をしのんで聞く。
そんなわたしに少し目を見開いた彼。
そしてまた笑顔になった。
「うん。覚えてない…よね」
「うぅ…ごめんっ」
正直全く覚えていない。
なんで?途中で気絶しちゃった?
でも前戯の部分も覚えてない。
どっから気絶したの、わたし…。
考えこんでいると。
ぎゅっ…
少し強めに抱きしめられる。
「幸輝?」
「…思い出させてあげるから、さ。…シよっか」
彼も恥ずかしいのか私の肩に顔をうずめて話す。
誘われた私も恥ずかしい。
「…うん」
小さく返事をして彼の背中に手を回す。
それを了承だと受けとった彼は優しく私を押し倒した。
初めて見る光。
それは眩しくて、思わず再度目を閉じる。
「目覚めた?」
ふと聞こえた優しげな声。
わたしは目を開け、声の方を見た。
わたしのすぐ横に座り、顔をのぞき込みながら微笑む男性。
茶色がかったふわふわの髪に黒縁のメガネ。
いかにも好青年といった見た目。
わたしはこの人を知っている。
この人は…
「幸輝っ!」
わたしの大好きな彼、
佐々木幸輝だ。
会えたことがあまりに嬉しくて彼に飛びつく。
急な行動だったけれど、そんなわたしを幸輝は受け止めてくれた。
「どうしたの凛音」
「幸輝大好き!!」
わたしの頭をぽんぽんと優しくなでる幸輝。
かっこよくて優しくて。
わたしの自慢の彼氏だ。
「ところで凛音…」
「ん?なぁに?」
「言いづらいんだけどさ」
言葉を濁らせる幸輝。
そんな彼の顔は真っ赤に染まっていて。
優しくわたしを見つめていた彼は顔をそらした。
「幸輝?」
「その…自分の体見てよ…」
「体…?」
体がなんだってんだろう?
そう思って自分の体を見る。
「っ!きゃぁああ!!」
なんてことだろう!
わたしは全裸だったのだ!!
幸輝が側にいたことが嬉しくて全く気づかなかった。
今さらだけど、両手で体を隠す。
ほとんど隠れていないし、幸輝に見られた後なのだから意味なんてないんだろうけど。
「とりあえずこれ着て?」
「ありがと~~、ごめんね幸輝っ」
先程から顔をそらしていた彼が手元に置いていた自分のパーカーをわたしに渡す。
下着すら身につけていないけれど、とにかく体を隠さなければと急いでパーカーを着る。
もちろん彼のパーカーはぶかぶか。
短めのワンピースみたいになった。
「ごめんね幸輝!わたし気づかなくて…」
「ううん、いいよ!こっちにおいで」
服を着たわたしに振り返り、先程と同じような優しい笑顔を向けて手招きした。
下に何も着ていないので多少の羞恥心はあったけれど近づいて彼の膝に向かい合わせで座る。
「ははっ、俺のパーカー大きいね」
「うんっ。それよりどうして裸だったんだろ?もしかして…シてた…っけ?」
記憶にはないけれど彼とシてたのなら説明はつく。
恥ずかしいけれど恥をしのんで聞く。
そんなわたしに少し目を見開いた彼。
そしてまた笑顔になった。
「うん。覚えてない…よね」
「うぅ…ごめんっ」
正直全く覚えていない。
なんで?途中で気絶しちゃった?
でも前戯の部分も覚えてない。
どっから気絶したの、わたし…。
考えこんでいると。
ぎゅっ…
少し強めに抱きしめられる。
「幸輝?」
「…思い出させてあげるから、さ。…シよっか」
彼も恥ずかしいのか私の肩に顔をうずめて話す。
誘われた私も恥ずかしい。
「…うん」
小さく返事をして彼の背中に手を回す。
それを了承だと受けとった彼は優しく私を押し倒した。