好きです、センパイッ!!


***


「──ってことがあったんだけど、どう思う?」

「どうって……どうして今になって小春にちょっかいかけるようになったわけ?」

「ね!やっぱそう思うよね!?」



次の日、学校にて。

化学の教科書とノートとペンケースを持っている私たちは、教室移動の途中。


昨日、先輩から電話がかかってきたことを柚木に話すと、思いっきり顔をしかめられた。




「小春、アンタなるみさんの代わりにでもされてるんじゃない?」

「あはは、まさか!」

「……まぁ、確かにあの2人は今も付き合ってるんだろうけど……」




私から視線を移した柚木。

それからいきなり「あ」と声を出した。


不思議に思って視線の先をたどってみる。




「っ、わ」

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