好きです、センパイッ!!
「で!何しに行くんですか!?」
先輩が、女子で唯一心を許しいるのは私だけ。
って思っていたのに……"ナルミ"っていう女の人と電話をしていた。
私だけが先輩の特別だって思っていたから、
焦っているんですよ、先輩。
「……はぁ」
「ため息ついても無駄です」
「合コン」
「え?」
……ゴウコン?って、あの合コン?
男女が出会いの場を求めて開くっていう、あの、合コン!?
「なっ、何で!?」
「あー、もううるせぇよ。こうなるから嫌だったんだよ」
ムスッと不機嫌顔になる先輩。
いやだって!そりゃビックリしますよ!!
「せ、先輩、私という可愛い後輩がいるのに……彼女が欲しいんですか……?」