意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!





「でも!」



「俺にプレゼントさせて。」



「……はい。」



ずるすぎる。



そんな事言われたら何も言えないじゃん。



「はいこれ。ありがとうね。」



「それでは。行くぞ、ヘレン。」



「は、はい。おばちゃんありがとう!」



「はいよ。」



先を歩く王子を小走りで追いかける。
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