艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
今日はどうして駒宮室長は私を誘ったのだろう。

駒宮室長が何を考えているのか分からず、私は助手席でぼんやりと駒宮室長の運転する横顔を見つめる。

「どうした?」

きっと、駒宮室長だって部下の私から見つめられて少し困った様な表情を見せる。


「いえ、なんでもないです」

私は言葉を濁して、慌てて窓の外の流れる景色に視線を移す。

「企画……」


「企画?」

駒宮室長がポツリと口を開いた言葉に私は思わず聞き返して振り返ると、駒宮室長をもう一度視界に捕らえる。

「煮詰まってるんだろ?」



駒宮室長は、やっぱり私のことなんてお見通しみたいだ。

企画が煮詰まっていることだって、私がどうして今日呼び出されたのかを知りたがっていることも。

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