だから、笑って。
「それは恋よ。」
翌日と夕暮れ時、里沙の部活帰りに二人でファミレスに行った時だった。
部活終わりの少し濡れた横髪を気にしながら里沙は言った。
私は間宮くんに対するもやもやとした感情が何なのか、里沙に相談してみたんだ。
里沙はオレンジジュースをズズッと飲んだ。
「恋・・・」
「そう、恋。異性の相手のことをもっと知りたいとか思った時点で恋なの」
これが、恋だったなんて・・・。
あまりにもあっさりしすぎていて、驚く暇もなかった。