気付けば、君の腕の中。
暫くみんなで談笑を楽しんでいると、外から車の駐車する音が聞こえた。
今日のために門を開けて、車を止めやすいように片付けてくれた清水さんには頭が上がらない。
あたしは白くんに一言伝えてから玄関に向かうと、身軽な服装でと伝えてあったから、お父さんは私服で着てくれた。
……き、緊張する…!!
「お父さん! お久しぶり、今日は来てくれてありがとう!」
「…ああ、途中で涼華を見つけたから拾ってきた。とりあえずタバコを吸ってくるよ」
「い、行ってらっしゃい…!」
遅れてお姉ちゃんと再会すると、あたしの耳元に顔を近づけた。
「お父さん、緊張してるみたいよ」