この恋は、きみの嘘からはじまった。




突然キスをやめられて、なぜか寂しいと思った。


もっとって願ってしまった。




そんな自分に驚きを隠せない。



それ以上に、司くんの熱が気持ちよかった。




触れる手に、熱い唇。




心まるごと奪われてしまって、ほかになにも考えられず、でもそれが心地よい。






結局司くんは私の休憩まで一緒にいて、霧吹きをかけ続けていた。








「地味なのに驚いてくれてすごい楽しかった」


「もう……」




私はドキドキだったよ。


休憩で教室から出る時も司くんがばれないように素早く出てさ。




大変だった。








< 257 / 438 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop