この恋は、きみの嘘からはじまった。
突然キスをやめられて、なぜか寂しいと思った。
もっとって願ってしまった。
そんな自分に驚きを隠せない。
それ以上に、司くんの熱が気持ちよかった。
触れる手に、熱い唇。
心まるごと奪われてしまって、ほかになにも考えられず、でもそれが心地よい。
結局司くんは私の休憩まで一緒にいて、霧吹きをかけ続けていた。
「地味なのに驚いてくれてすごい楽しかった」
「もう……」
私はドキドキだったよ。
休憩で教室から出る時も司くんがばれないように素早く出てさ。
大変だった。