ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

楓摩side

「朱鳥、今日はどう?夢見た?」

ううん

と朱鳥は首を振る。

「そっか、よかった。じゃあ、今日は頑張れそう?まだ無理そう?」

「…………………………まだ、怖い…」

「うん、わかった。じゃあ、今日はまだやめておこうか。その代わり、俺が診察するけど、いい?聴診したいから、体触っても大丈夫?」

「……多分…楓摩なら…………」

「ありがとう。怖かったら、すぐ教えてね。」

そう言って頭を撫でてあげてから、俺は診察を始めることにした。
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