【完】壊愛ー姫は闇に魅入られてー
これだけ辛い思いを優美はしてるのに
運命のカミサマってば本当にひどいんだよ...?
噂は流れるのが速いから
優美がその人と別れたと分かった瞬間
彼のことを元々好きだった女子からいじめを受けた。
彼の彼女って事で優美に手を出せなかった分
別れたと分かった瞬間に手を出すなんて卑怯な奴らだよ...ほんと。
「ごめんね、長くなって。
聞いてて疲れたでしょ?」
「ううん、疲れてないよ。
でもムカつく...なんで優美がそんな目に合わなきゃいけないの!?」
「...」
「ゆうみ...」
静かに泣き始める優美。
1つ1つ蘇る辛い過去は今もずっと優美をカゴの中に閉じ込めていて
苦しい...って、誰にも言えなかった思いは今優美の中で重なり溢れていく。
ずっと泣いてる優美を帰りはちゃんとお家まで送ってあげた。
結局どう慰めていいのか分からなくて
でも変に慰めるよりは、黙ってそばに居た方がいいかなって。
最後は優美をそっと抱きしめて私もお家に帰った。