おら、ヨースケくんの彼女になるだ!!
……なんて浮かれていたら。

「やばあああああい!!ごっつやばいわ!!!」
入学式の日、早速寝坊しちまった……。
ぐんぐんぐんぐん、慣れない住宅街を走りぬける。

「あれ?こっちだったっけ??」
わけもわからないまま学校に向かって走っていると、



ドンッ!!!


「ぎゃああああああ!」
「!!」


角で曲がった瞬間、向こうから曲がってきた人間と派手にぶつかってしまった!!
二人同時に、歩道にしりもちをつく。

「いってぇ……」
「うわっ、ごめんなさい!」

とっさに起きあがって、おらはぶつかってしまった相手に土下座をする。

「いやいや、そこまでしなくていーから」
「はわっ!?」
顔を上げた瞬間、おらはその声の持ち主を見て絶句した……。

「い、い、い、い、い……!!」
「んあ?」

「いけめんんんんんんんんん!?!?」
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

先生の10歩うしろ

総文字数/922

恋愛(学園)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop