赤い刻印 - Secret Love -【続編】
「あ、あと!意外と嫉妬深いからそこも注意したほうがいいわね」
「はあ…」
「これからよろしくね。矢沢さん」

にっこりと微笑んで教室を出て行く美雪先生。
廊下にコツコツとハイヒールの音が響き渡る。


教室にひとり取り残された私。
正直言って頭の中はパニック状態だ。

「さ、最中に人格変わるって……?」

ていうか何なのあれ!?
"落ち着いた大人の女性"という美雪先生のイメージが崩壊したんだけど…!!


***


「え?美雪が一沙ちゃんの学校の臨時講師!?」

すっかり出来上がってしまった山口さんが大声を上げる。

「先輩、さっきから声でかいです」
「悪い悪い」
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