赤い刻印 - Secret Love -【続編】
情事後は甘いピロートークつきだなんて。
普段とのギャップにやられっぱなしの私だ。

「今度おばあちゃんのお見舞いに行ってもいい?」
「そうだな。一沙が来てくれたら喜ぶよ」
「じゃあ決まりね!…大丈夫だよ」
「うん?」
「おばあちゃん、きっと大丈夫。ね?」

少し不安そうな先生のお手をギュッと握る。

「ああ…」


今はまだ頼りないけど、いつか先生を支えてあげられる大人の女性になりたい。
ずっとずっと先生の隣にいたいー。




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