さよならの時まで、笑顔で
.



「この花は、アネモネって花なんだ」



「あね、もね?」



「うん」



「ん~、よくわからない!」




そう言って、お母さん!と叫びながらリビングに向かった。



きっと、お母さんに聞きに行ったんだろう。




「輝琉」



「どうした?」




後ろを振り向き、尚人と真海を見る。


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