さよならの時まで、笑顔で
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「んじゃあ、着替えよっか?」



「うん」



お互いが渡された紙袋から衣装を取り出すと.....




「えっ!?」



「やっぱりか~」




真海は、予想していたのかそれほど驚きはしていない。



周りの子は、元から知っていたようで、普通に着こなしている。



「とりあえず着替えようか、玲香」



「あ、うん」



私と真海が着替え終わると同時に桜田さんが言った。



「今から接客組の衣装のサイズを確認するから、その場にいてね。

あ、男子も着替え終わったって連絡が来たから衣装組の何人かは教室の方をお願い。」



何人かは、教室に向かい、この教室に残ったのは、接客組と衣装組の数名。


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