オオカミ社長は恋で乱れる
アパートに着くと西条さんは運転席から降りて助手席のドアを開けて、私へと手を差し伸べて降ろしてくれた。
そして後部座席のドアを開けると、熟睡している子供達が可愛い寝顔を見せている。
「起きてしまうかな?」
そう言いながら西条さんは凛が座るチャイルドシートのシートベルトを外して抱き上げた。
そして私の腕の中へ渡してくれると、今度は悠を抱き上げてドアを閉めロックした。
「よく寝ているな」
2人の寝顔を眺めて口元に笑みを浮かべた西条さんは、私へと視線を移し「行こう」と言って歩き出した。
子供を抱きながら並んで歩くなんて経験のない私。
普通の家族なら夫婦で子供を抱くことも、両親と手をつないで歩くことも普通だろう。
それが我が家にはない・・できないことだった。
そんなことを考えながら歩いて部屋の前に着くと、西条さんが悠を片手抱きして右手を差し出しながら言った。
「鍵出せる?」
「あっ、はい」
いつも鍵をすぐに取り出せるようにバッグのサイドポケットに入れてあるのですぐに取り出すことができた。
「ありがとう」
そう言って私から鍵を受け取ると開錠してドアを開け、「どうぞ」と言って私を先に入れてくれた。
こうやってエスコートを普通にしてくれるところにいつも感心してしまう。
そして後部座席のドアを開けると、熟睡している子供達が可愛い寝顔を見せている。
「起きてしまうかな?」
そう言いながら西条さんは凛が座るチャイルドシートのシートベルトを外して抱き上げた。
そして私の腕の中へ渡してくれると、今度は悠を抱き上げてドアを閉めロックした。
「よく寝ているな」
2人の寝顔を眺めて口元に笑みを浮かべた西条さんは、私へと視線を移し「行こう」と言って歩き出した。
子供を抱きながら並んで歩くなんて経験のない私。
普通の家族なら夫婦で子供を抱くことも、両親と手をつないで歩くことも普通だろう。
それが我が家にはない・・できないことだった。
そんなことを考えながら歩いて部屋の前に着くと、西条さんが悠を片手抱きして右手を差し出しながら言った。
「鍵出せる?」
「あっ、はい」
いつも鍵をすぐに取り出せるようにバッグのサイドポケットに入れてあるのですぐに取り出すことができた。
「ありがとう」
そう言って私から鍵を受け取ると開錠してドアを開け、「どうぞ」と言って私を先に入れてくれた。
こうやってエスコートを普通にしてくれるところにいつも感心してしまう。