オオカミ社長は恋で乱れる
「ありがとうございます」
お礼を言って先に玄関に入って照明スイッチを付けて靴を脱ぐ。
そのまま廊下を歩けば、その後に西条さんも続いた。
寝室に入ってまだ敷いていない布団に手を伸ばそうとした時、西条さんが「俺がやるよ」と言って片手で布団を2枚敷いてくれた。
「すいません」
恐縮して謝ると「俺がやりたいだけだ」と言って、悠を布団に寝かせてくれた。
そして私がもう一枚の布団に凛を寝かす間に悠に掛け布団を掛けてくれて、その後凛にも掛けてくれた。
「ありがとうございます」
頭を下げてお礼を言いながら西条さんを見ると、悠と凛に優しい眼差しを向けてくれている。
「ぐっすり寝ているな。朝まで起きないかな?」
「そうですね、このまま寝続けると思います。この子達、赤ちゃんの頃からよく寝てくれる子でしたから」
そう言いながら凛のおでこにかかる髪を横にさすって寝顔を見た。
気持ち良さそうに、『スースー』と寝息をたてている。
悠を見ればまた同じように。
その顔は本当に幸せそうで、母親でいることへの幸福感を与えてくれた。
それと同時に子供達へは罪悪感も大きく感じた。
私一人ではしてあげられないことがあまりにもたくさんある・・・。
「どうした?」
私の表情の変化を察知したのか、西条さんが心配そうに聞いてきた。
お礼を言って先に玄関に入って照明スイッチを付けて靴を脱ぐ。
そのまま廊下を歩けば、その後に西条さんも続いた。
寝室に入ってまだ敷いていない布団に手を伸ばそうとした時、西条さんが「俺がやるよ」と言って片手で布団を2枚敷いてくれた。
「すいません」
恐縮して謝ると「俺がやりたいだけだ」と言って、悠を布団に寝かせてくれた。
そして私がもう一枚の布団に凛を寝かす間に悠に掛け布団を掛けてくれて、その後凛にも掛けてくれた。
「ありがとうございます」
頭を下げてお礼を言いながら西条さんを見ると、悠と凛に優しい眼差しを向けてくれている。
「ぐっすり寝ているな。朝まで起きないかな?」
「そうですね、このまま寝続けると思います。この子達、赤ちゃんの頃からよく寝てくれる子でしたから」
そう言いながら凛のおでこにかかる髪を横にさすって寝顔を見た。
気持ち良さそうに、『スースー』と寝息をたてている。
悠を見ればまた同じように。
その顔は本当に幸せそうで、母親でいることへの幸福感を与えてくれた。
それと同時に子供達へは罪悪感も大きく感じた。
私一人ではしてあげられないことがあまりにもたくさんある・・・。
「どうした?」
私の表情の変化を察知したのか、西条さんが心配そうに聞いてきた。