2度目の初恋も、君とがいい
「俺からもー」



明日汰も日奈子の机の上に包み紙を置く。



「じゃーん、千花にも!」



すぐにあたしに笑顔を向けて、包み紙を見せびらかしてくる。



「え……?あたしあげてない……」


「いいのいいの、俺の気持ち」



にっこりと笑ってあたしの手に置く。



「あ。ありがとう……」



包み紙をぎゅっと握りしめて、ちらっと隣の席の永人の席を見る。



「つーか、いつまでこの席なの。このクラス」



目が合った瞬間、サッと逸らされて前にいる明日汰に目をむける。



……あたしと隣の席が嫌だ。
そう言ってるように聞こえて胸が痛くなる。



「別にいんじゃね?永人だってほかの女の子と隣になって無駄に言い寄られんの面倒って言ってたろ」


「……まぁな」


「つーか、お前はもう席とか関係「それ以上言ったら殺す」



明日汰が言い出した言葉に慌てたように被せて、物騒な言葉を述べる。

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