2度目の初恋も、君とがいい
永人に告白なんてされたわけじゃないけど。
でも、付き合ってるフリもそういうことに含まれるんじゃないかな。
日奈子はあたしの味方でいてくれるって信じていいんだよね。
「やたら千花が暗い顔してんたけど、永人なんかしたの?」
屋上についた途端、開く日奈子の口。
「え?」
「は?」
あたしと永人が同時に聞き返す。
「カップルは息もピッタリかよ」
なんて明日汰があたしたちをからかう。
「本物じゃねぇよ」
ぼそっと永人が口にする。
「え?どういうこと?」
「あのね……昨日なんだけど……」
日奈子と明日汰に木下くんのことを話す。
「あんの男っ!許せない!!」
自分のことのように怒って、ワナワナと震えてる日奈子。
「大丈夫だよ、日奈子。永人が助けてくれたから」
「でも、それと二人が嘘の恋人との関係は?」
日奈子が首をかしげる。
でも、付き合ってるフリもそういうことに含まれるんじゃないかな。
日奈子はあたしの味方でいてくれるって信じていいんだよね。
「やたら千花が暗い顔してんたけど、永人なんかしたの?」
屋上についた途端、開く日奈子の口。
「え?」
「は?」
あたしと永人が同時に聞き返す。
「カップルは息もピッタリかよ」
なんて明日汰があたしたちをからかう。
「本物じゃねぇよ」
ぼそっと永人が口にする。
「え?どういうこと?」
「あのね……昨日なんだけど……」
日奈子と明日汰に木下くんのことを話す。
「あんの男っ!許せない!!」
自分のことのように怒って、ワナワナと震えてる日奈子。
「大丈夫だよ、日奈子。永人が助けてくれたから」
「でも、それと二人が嘘の恋人との関係は?」
日奈子が首をかしげる。