風の歌

「僕達の仕事はね、ARMSを世界中の国‥‥自分達がすんでいる日の国さえをも含めた、戦争を行っている政治機関の奴らより先に、ARMSを回収する事なんだ。もちろん共鳴者も見つけ次第連れて来るのが決まりだよ」

「ARMSを回収してどうするんですか?」

「戦争を終わらせる!!中途半端に「停戦」じゃあなくて「終戦」させるんだ!!」


その言葉は、真剣さに満ちていた。


…スゴイ。こんな風に思っていた人達がいたなんて知らなかった……。

私も、戦争を終わらせたい!死んだ母さんの敵をとりたい!!


空達をキッと見る。


「あのっ…!!私、頑張ります!!頑張って世界中のARMSを回収して、戦争を終わらせます!!」


勢いよく言った。


「おぉ?やる気満々だねぇ〜そう言ってもらえると、心強いよ!」


日和が拍手をしながら言った。


「…」


嫌そうに海里を見る星。



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