【短編】 桜の咲く、あの日に
   * * *
   * * *


 名札には、『 桜庭 樹 』と書かれている。


 植物関係のお仕事。



「桜庭さん」と、隣から声がする。


 なぜか懐かしいような、透き通った綺麗な声だった。



「よろしくお願いします」 



 その方の名札には、『 百瀬 紗季 』という名前が書いてあった。

< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop