☆秘密の総長様☆

*俺にしろよ*

俺は、バイクを飛ばして美羽の家へ向かった。


俺は、美羽に電話をかけた。


機械音が幾度か鳴り響き途絶えた時、か弱い美羽の声が聞こえた。



「(美羽、話したいことがあるんだ。


今美羽の家の前にいる。出てきてくんねーか?)」


「(うん、分かった。今行くね)」


まるで泣いていた見たいな鼻声。


泣いていた見たいじゃない、泣いてたんだ。


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