☆秘密の総長様☆

*涙の選択*

「明人、あいつらんとこ行け。


頼む、美羽を守れ」


愛しい人の声が響く、私は、明人くんに背中を押され逃げた。


苦しいーーーー



絶対に怪我しないで。


私は、走った。


後ろを振り返る。

彼は一人で向かっていく。



その強い拳で、何人も殴り飛ばす想くん。



想くんは、強い。


だけど、心配なの。


お願い、傷つかないで。


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