☆秘密の総長様☆

*一匹狼・剣士*

銀髪の鋭い目付きを放つ男。


「仲間割れしてると、大切なもん守れねーよ?


可哀想に、泣いてたし。男二人居て守れねーのかよ」


なんだ、この狼みたいな奴。


「イテー、何すんだってお前は一匹狼の剣士じゃねーか。」


一匹狼の剣士!?


なんだそれ。



「はあ。起きてくんなよ」


「うるせー!!」


美羽を、ダッコする状態で虫けらを払うみたいに長い足で蹴り飛ばす。


勢いよく向かった男は、地面に叩きつけられ果てた。


まじかよ。


剣士と呼ばれた男は、強かった。





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