☆秘密の総長様☆
美羽を、抱えた状態でちっとも息が乱れてない。

「どっちの女?」


俺らの前に来る剣士。

「俺だけど」


「あんた紅龍の総長なんだろ?


女、守れなくて総長できんの?」


バカにした様に笑う剣士。


「助けて貰ったのは礼を言う。


だけど、それはあんたには関係ない」


俺は、無理矢理ソイツから美羽を、奪いとる。


気を失ってた美羽が、顔を上げた。


美羽は、剣士を見ていた。


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