護衛目的の執事です
「そうか」



と髪を元に戻し、前を見る。



結弦様と恵を。



もし今の状態の顔を見られたら、恵は絶対私を追い出そうとするはずだ。



顔が似てるだけでも、自分から視線が外れるから。



しかも、私が女だと結弦様に知られ、それを結弦様が凛王に言うと更に。



必然的に、私は追い出されるのだろうか。



ま、護衛がいつまで続くか知らないが、
この護衛が終わればスパッと切れる関係なのだから、まぁ良いか。



蒼空「あっ、そうだ」



ん?



蒼空「携帯出せ」



言われた通り携帯を出すと、ちゃちゃちゃと操作し私に返した蒼空。



蒼空「必要あるか無いか分からないが、一応俺の番号入れといた」



「そうか」


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