メトロの中は、近過ぎです!
車は順調に高速道路を走っていく。
車窓を素早く流れていく景色に気分も弾む。
「うわー。レインボーブリッジだ。上を通るのは初めてです」
はしゃぐ気持ちを抑えられずそのまま横を向くと、大野さんも笑っていた。
「ここいいよな。でも俺はベイブリッジの方が好きだな」
「レインボーですよ。こっちの方が上でしょー」
「おまえ、ベイブリッジ行ったことないだろ。夜とかすげー綺麗だぞ」
「でもレインボーの方が虹色なんじゃないんですか?」
ムキになっている大野さんが可愛いくて笑った。
「バカ。ベイブリッジの方が静かに佇む美しさがあるんだぞ。今度見せてやる」
今度……
今度、二人で……とか……
そんななんてことない会話にもドキンとしてしまう自分がイヤだ。
車窓を素早く流れていく景色に気分も弾む。
「うわー。レインボーブリッジだ。上を通るのは初めてです」
はしゃぐ気持ちを抑えられずそのまま横を向くと、大野さんも笑っていた。
「ここいいよな。でも俺はベイブリッジの方が好きだな」
「レインボーですよ。こっちの方が上でしょー」
「おまえ、ベイブリッジ行ったことないだろ。夜とかすげー綺麗だぞ」
「でもレインボーの方が虹色なんじゃないんですか?」
ムキになっている大野さんが可愛いくて笑った。
「バカ。ベイブリッジの方が静かに佇む美しさがあるんだぞ。今度見せてやる」
今度……
今度、二人で……とか……
そんななんてことない会話にもドキンとしてしまう自分がイヤだ。