不良生徒会


«職員室からお知らせします。1年A組篠崎さん。1年A組篠崎さん。至急、会議室に来てください。会議が始まります。至急来てください。キンコンカンコーン»



教室のスピーカーからシノを呼ぶお知らせが入った途端、シノが慌てだした。



「うわぁ!やばい!忘れてた!!」



「会議って何?」



何故、入学式で入学したばかりなのに会議に生徒が呼ばれるんだろう。



「会議って言うのはクラス委員の集まりのことだよ!さっきの委員決めで私、クラス委員になったの!会議あるってこと忘れてた!ごめん!ご飯これあげるから我慢して!」



シノは慌てて自分のカバンから、ノートと筆箱を取り出すのと一緒に、私にパンを渡してきた。



我慢してって、私は犬か。



「あっ、ちなみにナナは図書委員だよ!近いうちに会議があるみたいだから頑張ってねー!じゃあ!またご飯食べようねー!」



そう言って、シノはあっという間に教室から消えてしまった。



あいつは嵐か。



それより、さっきのクラス委員決めで私図書委員になったのかよ。



メンドクセー。



あれ、前にもやったことあるけど放課後残ってカウンター係やんなきゃなんねーし、本の整頓とか図書館の掃除とかメンドクセーの沢山あるやつじゃん。



まじ、最悪だ。



寝てなきゃよかった。



< 23 / 45 >

この作品をシェア

pagetop