不良生徒会
☆。.:*・゜
「────ナ。ナナ!」
声が聞こえ、顔を上げると呆れた顔をしたシノがこちらを見ていた。
「ナナ、説明聞いてなかったでしょ?」
「あー。」
あたりを見渡すと、瀬下はもう居らず、クラスメイト達は各自ご飯の準備をしていた。
「やっぱ、聞いてなかったんだね!ダメじゃん!初っ端から!」
「眠かったんだから仕方ないだろー?」
「仕方なくないから...。」
はぁー。とシノはため息をついて自分のお弁当を手に持って見せてきた。
「お弁当!一緒にたべよ?」
そう言ってきたが、私は重大なことに気がついた。
「...弁当持ってきてない。」
「えぇー?!」
朝、あんだけ慌てて来たのだ。
忘れて当然である。
そもそも、弁当があることすら知らなかったかもしれない。
「もう、私のあげるから一緒に食べ«キンコンカンコーン»ん?」
シノの言葉を遮ってお知らせのチャイムが鳴った。