死の狭間で生きていくということ。






私の道は私が決める。





私の人生は私が決める。





私だけのもの。






もう男としてこの世に生を受けてしまったのだからしょうがない。



どうあがこうが、

私の体から男性ホルモンを作り出す睾丸が一人でになくなるわけではない。


どうあがこうが、

私の体に女性ホルモンを作り出す子宮が生み出されるわけではない。




開き直るしかない。



私の運命だって。


男として、男性的要素を持ち合わせて生まれてしまった事実は変えられない。
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