わたしの太陽

キャンプから1ヶ月がたった。



「私はあなたにとってどういう存在?」


私が晴人に聞いたこと。


その答えはこう。




「…俺、お前のこと友達として見たことは1度もない。


なんでも話せるわけじゃない。


俺はさ心羽が思ってるようなやつじゃねえんだ。


お前の思ってることなんもわかってやれない。



もう我慢なんてできねえよ。


俺さ…………」



まだ晴人は話終わってないのに止めた。



理由は私が泣いてたから。



「え、ここはっ…」


私は晴人が私に向かって出した手を振り払って走ってコテージに帰った。



自分から聞いたのに最後まで聞けなかった。



私は晴人に

「そんなことないよ」って

「いつも晴人は私のこと気にかけてくれてる」って


「晴人のことが好きだよ」って


言いたかった。


でも言えなかった。



面と向かって

「友達として見たことない」なんて言われたら心がもたなかったの。



私がコテージに戻った時はもう0持を回ってた。


理香子と愛弥とあつと日向は寝ていた。


男女同じ部屋だから晴人も戻ってくる。



私は晴人には会いたくなかった。


だから私は体調が悪いと嘘をついて保健の先生がいる部屋に行った。



そしたらそこのベット使っていいと言われたのでそこで寝ることにした。



寝ようと思っても涙が止まらなかった。







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