残り100日の私と大好きな君
だけど、現実は残酷で、すぐに辛さがやってくる。

突然、胸が痛くなる。

中から突き刺されるような痛みに、思わず顔をゆがめた。

「咲楽ちゃん、大丈夫?」

「……痛たい………………」

「先生呼ぶ?」

私は首を横に振った。

きっと、大丈夫……

放っておけば治る

そう思ってたけど、痛みは治まるどころか強くなるばかり。

熱のせいか頭が回らなくて、どうしていいかわからず、半分パニックになる。

呼吸もどんどん荒くなって苦しい…

「咲楽ちゃん、大丈夫そうじゃないよ……先生じゃなくても、看護師さん呼ぼう?」

……コクン
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