学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます
「あー、今の静音の悪い癖だぞ〜」
「うっ、」
柊くんがそう言って、私の頭をわしゃわしゃと撫でた。
「だって…」
「迷惑かけてなんぼだろ。チームなんだから」
「えっ、」
「そーだよ。私だってたくさんミスしたけど、そのたんびにみんながカバーしてくれたからできた事ばっかだし」
「鈴香ちゃん…」
「自分なんか無理って思ってたら、ずっと無理なまんまだぞ〜」
「っ、、うん。ありがとうっ」
「3人で応援してるから、頑張れよっ!」
鈴香ちゃんが私の背中を強めに叩くと、座っていた私を立たせてから、コートへと背中を押した。
そっか…もう前のように1人じゃないんだよね。
「Bチームの皆さんは、コートに集まってください」
よしっ。
チームリーダの声が聞こえて、私はコートへと向かった。